スタッフ日記

2018.10.22

白馬岳・朝日岳縦走

こんにちは。川邉です。

先日、北アルプスの白馬岳から朝日岳にかけて歩いてきました。
新宿からバス1本で登山口の猿倉まで行ってくれるので楽ちんです。
天気はあいにくの雨。心の中も雨。レインウェアを着込んで、樹林帯を進んでいきます。
本日の目的地は、白馬鑓温泉(しろうまやりおんせん)です。
北アルプスの中では有名な温泉で、標高は2000mほどに露天風呂があります。
露天風呂は登山道沿いにあり、上を見上げると山小屋の物干し場です。
外から完全に丸見えです。脱衣所だけは、登山道からは隠れていますが。
いざ丸見えの露天風呂へ。ツアーで来ているおじさんたちと混浴です。
少し熱めのお湯ですが、雨が降っていてちょうど良い塩梅でした。
夜の7時から8時の間は、露天風呂が女性専用へ、内湯が男性専用に切り替わります。
山の夜は真っ暗で何も見えないため、なかなかうまいやり方です。

翌日、相変わらずの雨です。ただ、天気予報ではお昼頃から晴れてくるとのこと。
稜線上で天候が悪いとすべてが真っ白で面白くないため、
出発時間を少し遅らせ、希望と不安を胸に抱きながら、ゆっくりと斜面を登っていきます。
11時頃に稜線直下へ。真っ白です。あれ? 一瞬、頭も真っ白に。
稜線に出てみると、猛烈な風が吹き荒れています。吹っ飛びそうです。常時風速15mくらいありそうです。
まじかと思いつつ、そのまま進むと吹き飛ばされそうなので、天気予報を信じて少し待つことにします。
身体が冷えないように注意しながら、たっぷりと1時間は待っていたでしょうか。
少しずつ雲の合間に青空がのぞき始めました。どうやらツキがあるようです。
まだ雲は残っているものの、そろそろ出発しないと遅くなってしまうため、意を決して歩き始めます。
風は相変わらず強いです。防風をきちんとしないと低体温症で動けなくなりますね。
風に耐えながら稜線を歩き始めると、雲が晴れて稜線がきれいに見えてきました。
後を振返ると唐松岳の端正な三角形の山容がきれいに見えます。

進行方向には、白馬鑓ケ岳(2903m。しろうまやりがたけ)。
白馬三山の一角のこの山は、真っ白で、どっしりと穏やかに鎮座していました。
山頂からの景色は素晴らしいの一言。
同じ白馬三山の杓子岳(2812m。しゃくしだけ)、白馬岳(2932m。しろうまだけ)が綺麗に見えます。
景色に見とれていると、また雲が。。。 せっかくの稜線が隠されてしまいました。
またまた、しばらく待機です。やっと雲がとれていき、次の山杓子岳が見えてきました。
稜線がとんがっていて、素敵です。

相変わらずの強風に耐えながら、杓子岳の山頂へ近づいて行きました。
近づいてみると稜線が右側で切れ落ちています。文字通り絶壁。
素敵に見えた稜線でしたが、近づくとスリリングで首の辺りがぞわぞわします。
横から突風が吹いたら、空にダイブですね。
景色に見とれて少しよそ見をしながら歩いていたので、ヒヤリとしました。

白馬岳が近づいてきました。南から見る白馬岳は端正でかっこいいです。

待機の時間が長かったこともあり、すでに夕方近くになっています。
白馬岳のすぐ下に白馬山荘という1200人収容と恐ろしい規模の山小屋があり、
チェックインして荷物を部屋に置き、身軽になって山頂へ。
360度の展望はどれだけ見ても見飽きません。剱岳が荒々しくも端正な顔立ちでそびえていました。
しかし、風が強くて寒い。
しばらくすると日が沈みかけ夕焼けが見えそうです。
夕食の時間が迫っているため焦ってきましたが、きれいな夕焼けを拝めました。
白馬山荘は山小屋というよりはホテルみたいですね。綺麗ですが、風情や趣とは無縁の無機質さを感じました。
次の日も晴れました。感謝です。日の出も雲海も綺麗です。

白馬岳を通って、朝日岳まで延々と歩いていきます。アップダウンの大きい7時間以上の長い道のりです。
雪倉岳が見えてきました。えぐれた沢のような窪みの横を登って行きます。面白い道です。
山が以外と大きく、かなり登りごたえがあります。
山頂の展望は素晴らしいです。日本二百名山に数えられているだけあります。

朝日岳を目指して先に進みます。ここからの下り方が半端ないです。
せっかく稼いだ標高がみるみる下がって行きます。
下がりすぎて稜線歩きという趣が薄れ、山の斜面を水平に進んでいる感じになってきました。
朝日岳のふもとにやってきました。山頂を迂回するルートもありますが、ここは直登ルートを選びます。
樹林帯の急登と地図にありましたが、ほんとに急です。まじか、と思いつつも身体を持ち上げてきます。
1時間以上登りつづけると、やっと山頂へ。
もう日本海がすぐそばに見えます。ずいぶんと北まできました。能登半島が綺麗に見えます。
朝日岳をくだって朝日小屋へ。この辺りの道は、湿原が多く、高山植物が豊富です。
花の時期は過ぎてしまったため、若干寂しい感じですが、初夏には花が咲き乱れることでしょう。
朝日小屋は、噂通りアットホームな小屋でした。女将さんの人柄によるところが大きいようです。
経営者の人柄が山小屋のあちこちに感じられて興味深いです。料理へのこだわりもすごい。
料理の貧弱な山小屋では突き抜けていました。リピーターが多いのもうなずけます。
また訪ねたくなりました。花の季節に訪れたいですね。

最終日、再び朝日岳を登り、その先へ。最終目的地は蓮華温泉です。
開けた稜線を下って行きます。昨日まで歩いてきた稜線を眺めながらの快適な道のりです。
少し早いですが紅葉が始まりかけ、目を楽しませてくれました。
下りがひたすらに続き、樹林帯の中を歩く時間も増えてきました。美しい原生林です。
ときおり杉の巨木や立派なブナがありました。木漏れ日も美しいです。

ふと地面と見ると栗が大量に落ちていました。そういえば熊さんの生息エリアまっただ中です。
ある日、森の中、熊さんに出会いませんように、と願いながら進みました。
幸い熊さんにばったり出会ってお互い気まずくなることもなく、無事に蓮華温泉にたどり着きました。
露天風呂もあるようですが、しばらく歩く必要があるとのことなので諦め、
内湯の温泉に入って帰りのバスを待ちます。
長々と歩いてきた稜線に想いを馳せ、一抹の寂しさを感じながらバスに乗り込みました。
糸魚川駅へ到着し、ソースカツ丼を食べました。久しぶりのコテコテ肉は美味しかった。

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