スタッフ日記

投稿者:川邉
2015.12.14

北アルプス裏銀座縦走(前編)

こんにちは、川邉です。

すっかり冬となってしまいましたが、先日秋の連休を利用して
北アルプスの裏銀座を縦走してきました。

裏銀座縦走ルートは、黒部ダムの南に位置する烏帽子岳から槍ヶ岳へと連なる
総延長約50キロに及ぶ縦走路です。
立山・剱岳から黒部源流の山々、槍・穂高連峰まで、
北アルプスの絶景を眺めながら歩いてきました。

八王子から夜行列車ムーンライト信州に揺られ、素晴らしく寝不足の状態で信濃大町駅へ到着。
白馬へ向かうバスもここから出ていますが、連休のためかなり混んでいる状態です。
山小屋もすごい状態になってそうですが大丈夫でしょうか。

登山口の高瀬ダムまではタクシーで移動。
タクシーの運転手と話していると、相乗り希望のおじさんがきて一緒にいくことに。
タクシー代が半分浮きました。

高瀬ダムに着くと6時過ぎ。
すっかり明るくなり、いよいよ登山開始です。
空は若干曇り空。

ここから烏帽子岳に向かい、
北アルプス三大急登の一つに数えられるブナ立尾根を登っていきます。

稜線までの標高差1250m。
寝不足と運動不足の身体には厳しい登りでした。
ペースが全くあがらず、かなりのスローな状態。
体力がないのか、寝不足なのか、高山病なのか、日々の疲れがたまっているのか、
しばし考えましたが、結論は全部ということに。
ただ、一番大きく影響したのが高山病。
もともと高所には弱いですが、今回は結構ひどく出てしまったようです。

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稜線に出るとすぐに烏帽子小屋。標高2550m。
身体が非常に重い。。。
宿泊予定はこの先の野口五郎小屋。
まだ3時間超あります。
かなり迷ったのですが、しばらく休んでから先に進むことに。
混雑している小屋付近を後に稜線を歩き始めました。
やはり登りになるとペースがあがらず、だんだんフラフラしてきました。
頭痛もして吐き気まで出てきて、さすがにヤバそうです。
1時間以上進んでしまっていましたが、烏帽子小屋に引き返すことにしました。

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フラフラしながら烏帽子小屋へ戻ったらすでに16時でした。
連休で混んでいる小屋になんとか泊めてもらい、
四人組の部屋にもぐり込ませてもらいました。
六甲山を毎週歩いているという関西人グループということで、
コントみたいなやりとりをしている楽しい人たちでした。

部屋に座って間もなく寝てしまいました。
起きると大分回復し、吐き気もなくなり、食欲も出てきたので夕食へ。
夕食はカレーとお茶だけ。味はごく普通。
予約していると豪勢な御馳走だったらしいので残念です。

翌朝4時起床。
朝食をとって5時過ぎに烏帽子小屋を出発しました。

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烏帽子小屋から三ツ岳を超えて、緩やかに稜線を登っていきます。
天気は晴れ。
展望は素晴らしいの一言。
森林限界を超えているので、木々に邪魔されることなく、どこまでも絶景が続いています。
遠く北に目をやると立山・剱岳が望め、右手には赤牛岳の赤茶けた稜線がなだらかに続いています。
今まさに歩いている裏銀座縦走路もハイマツの緑と白い砂のコントラストが美しい。
ふと気がつくと足を止め、景色に見入って立ち止まっている自分がいました。

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槍ヶ岳もよく見えました。
やはり裏銀座は槍ヶ岳が見えないと始まらない。
いつ見ても尖っていて格好いい、まさに北アルプスのランドマークです。

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しばらく稜線を歩き、青い屋根が清々しい野口五郎小屋へ。
もう9時を回っています。
やはりペースはあがらないようです。
一日たてばある程度身体が慣れてくるはずだったのですが、
今回は予想以上に身体が動きませんでした。

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野口五郎岳山頂へ向かいます。
山頂手前には大きな岩があちこちにゴロゴロ(だから「五郎」岳)と転がっており、
さながら別世界の様相です。
標高は2924m。
槍ヶ岳が大分近くなり、その迫力を増してきました。

なだらかな山頂で腰を下ろすと少し仮眠。
ぐったりしているので、どこでも眠ってしまいます。
起きると関西人の四人組がそばにいました。
先に出発したのにもう追いつかれてしまいました。

野口五郎岳から稜線が西に折れて、いよいよ黒部側の源流方面へ向かいます。
まず水晶岳手前の水晶小屋まで向かいますが、
ここの登りがきつかったです。
重い身体をひきずるようにして歩きました。
数歩歩いて、いったん小休止というリズムを繰り返しました。

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歩いてきた稜線を振返ると、烏帽子岳から野口五郎岳へとつながる稜線がきれいでした。
野口五郎岳のなだらかな山容は、吸い込まれるように真っ白で、
遠くから眺めるとこんなに美しいのかと、
視点が変わると見える景色がガラリと変わるということを実感できました。

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水晶小屋へたどり着くともう14時。
予定ではここから雲ノ平山荘へ向かうはずでしたが、
約3時間の行程。
フラフラで頭も重いので、水晶小屋に泊まることにしました。
小屋にザックをデポし、水晶岳を往復してきます。
荷物がなくてもフラフラでしたが、水晶岳までなんとかたどり着き、
狭い山頂でしばし景色を眺めていました。
以前はこの山で水晶がとれたらしいです。
そういえば砂利道にガラスのようなものが混じっているような気も。

水晶小屋のすぐ手前まで戻ってきたところ、
立ち上る雲の壁に自分の影が虹色の光輪をまとって現れました。
久方ぶりのブロッケン現象でした。
以前に遭遇したのは、表銀座の燕岳から槍ヶ岳へ向かう稜線上でした。

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小屋に着くと激混みです。
ほんとに激しい、という言葉がぴったり。
収容人員は40人ですが、軽く100人以上はいそうです。。。
混むので有名な小屋でしたが、ここまでひどいとは。。。
土間に寝ている人もいました。
ザックは、小屋の中に入れるスペースがないため、
ネットをかけて外に放置。

連休の水晶小屋はやめた方がよいと聞いていましたが、まさにそのとおりでした。
布団3枚に5人で寝ることになり、寝返りを打てないため、
身体は疲れているのに熟睡できませんでした。

…明日の山行が少し心配ですが、いい経験でした。

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